[2005.06.28]
  ライフ・ナビゲーション


 ▼Show me the way(BBC NEWS)【英語】
  http://news.bbc.co.uk/1/hi/magazine/4124760.stm


 でもそれは,決しておかしいことぢゃない。頭のなかの北浦和うずらさんがいろんなことをしゃべりまくって,それでどぉ生きるべきか決めている人だっているはずだ。カーナビは道のことしかしゃべらないけど,次第にいろんなことをしゃべって,自分が生きる助けになってくれるようになるかもよ。

quote:道を教えて欲しい。カーナビによって,紙の地図はもうすぐゴミ箱行きになるかもしれない。カーナビは昨今,急激に安くなり,性能もあがっている。小型のシステムでは7万5千円ほどまで値段が下がっており,レンタカーにも積まれている。カーナビのデジタル・マップの欠点は,すべての国を等しくカバーしているわけではないこと。デジタル・マップの作成には大きな時間がかかるのだ。そして,カーナビがあることで,人間の方向感覚が失われていることもあげられるかもしれない。

 わたしは車に乗らないので,カーナビに接することは滅多にないが,知り合いの車で,次曲がる方向をしゃべり出すのをきくことがあると,まぁ便利なんだろなとは思う。よく走っている道ならよいが,初めて通る道だと,激しくありがたいだろう。地続きで他国に入ってしまう欧州などと違い,日本では他国に入ってデジタル・マップが失われるってことはないので,欠点のひとつ目は存在しない。日本では,カーナビを作るのもほかの国より楽だろう。

 問題の欠点はふたつ目か。カーナビの付いている車にいつも乗っている友人がぼやいていたことには,普通に道を歩いていても,カーナビの音声で,次の角を右に,という声が聞こえてくると云う。もちろん思っている自分の考えから出ている声なのだろうが,道を進むときは常にその声とともに動いている自分がいる。次どちらに行ったらいいか迷っているときでも,自分の悩んでいる考えよりもカーナビの声が頭に出てくる。カーナビに悩んでいる言葉はそもそもないから,どちらかに決める声が聞こえてくるのだ。もちろん迷っているのは自分でわかるから,その声が正しいと限らないのもわかる。そんな道の歩き方は,安心感か,依存心か,と思うけど,生きていくなかのいろんな場面で,なにかほかの声を聞いて動くことは,そんな変なことぢゃないと思う。それが両親の声だったり,先生の声だったり,頭のなかのアニメキャラの声だったりするだけ。その一端を,カーナビが果たしているってことかな。

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